若手社員クロストーク!~本荘電気工業株式会社
工事部・田中直也さん、同・高階孝幸さん、同・佐々木楓さん、営業部・竹村和也さん

本荘電気工業の業務内容や社風、働き手から観た会社の魅力などについて、入社1~7年目、20代の若手社員4人に、ざっくばらんに語ってもらいました。

登壇:工事部の田中直也さん(24)、同・高階孝幸さん(29)、同・佐々木楓さん(22)、営業部の竹村和也さん(24)。
※本記事は、2022年11月に収録したクロストークの内容を編集し、再構成したものです。

入社のきっかけについて教えてください。

田中

工事部の所属で、主に新築工事の現場管理を担っています。高校は電気科を卒業したため、学んだ知識を活かせる職種であることや施工管理の業務ができることなどに魅力を感じました。入社7年目になります。

高階

同じく工事部で、中途採用で入社2年目になります。結婚を機に帰郷し、自身の経験を生かせる職場と思い入社しました。前職も施工管理の仕事をしていましたが、現在、新築現場で管理などに携わっています。

佐々木

工事部です。入社1年目で、高校と大学は電気が専門でしたので、知識を活かせる職場として選びました。地元でトップクラスの業界実績があることにも魅力を感じました。

竹村

営業部の所属です。入札業務や契約業務などの仕事をしています。生まれも育ちも秋田で、就職するのも地元と決めていました。大学は文系でしたが、会社説明会で聞いたインフラとしての電気の価値に魅力を感じて入社して3年目になります。

入社前後に感じたことを教えてください。

佐々木

入社当初から抱いていた社内のイメージにギャップはなかったです。建設関連の仕事に携わりたくて覚悟を決めて入社した(笑)ので、不安もありませんでした。今は、やりたいことをやれているので楽しいです。入社してからは、業界の先端を取り入れたり、効率化を目指したりする会社だなとの印象があります。

田中

そうですね、現場を管理する際の写真などのデータも、タブレット端末をいち早く導入して持ち歩いていますね。今どきの強みを活用しています。

高階

現場管理の業務は、多忙で残業が多いイメージを持っていましたが、当社は社員の役割分担がはっきりしていて、自分の時間を作ることもできていますね。

田中

来年、工事部には「現場支援室」ができます。現場へ行く人、会社で図面を書く人、書類作成する人…一人一人の役割をより明確にしながら負担を軽くしていくことにつながるかと思います。

竹村

業務の内容から、会社の見積書や落札金額はとても大きな金額になります。入社以来、工事現場を通りで見かけるたび、どのぐらいの規模の工事なのかなどを意識するようになりましたね。

仕事のやりがいは、どのようなときに感じますか?

田中

工事が終わって、完成したものを見たときですね。2年目で任された現場では、こみ上げるようなうれしさがあったことを覚えています。規模の大きな仕事を担うことは責任も大きくなると同時に、大きな達成感にもつながりますね。

佐々木

現在、大学寮の改修工事の現場管理や作業補助をしていますが、来年3月に竣工予定です。先日、出来上がったばかりのモデルルームの一室を見たときは、やはり「おぉー」と思いましたよ。

竹村

私は営業部ですが、入社後3カ月ほど現場に常駐してゼロからモノが出来上がっていく様子を目の当たりにしました。私にとって大きな経験になりました。

高階

以前の職場は改修工事が多かったのですが、今は新築工事に携わっています。やはり、新たなモノを一から作ることの魅力は大きいです。現場では、ほかの業者さんとの調整が必要なことも多いのですが、私は、これらが解決していくことにもやりがいを感じています。さまざまな経験をして、自分に力を付けていくことが必要だと思いますので、まずは、与えていただいた仕事を一つ一つしっかりこなしていくことを目標にしています。

図面を描くことも、現場の職人の皆さんが、すぐに作業に取り掛かることができる図面であるよう、さまざまな人が描いた図面を見て勉強するようにしています。当社常務のように見やすい図面を描けるようになりたいですね。

田中

図面には作成者の個性が出るんですよ。同じ内容の図面だとしても、こだわるポイントが作成者によって異なるため、同じ図面はないと言えるほどです。内容をしっかり伝えられない図面は、職人さんに図面を渡しても返されてしまうこともあります。技術的に難しい図面が必要な場合は、上司や先輩に相談しながら作成します。スピードも求められますね。

「社風」はどのようなものでしょう?

高階

職場には、私よりも年上の皆さんが多いのですが、プライベートなことも相談できる雰囲気です。

田中

高階さんと私は既婚者同士なので、意気投合することもあります(笑)。

佐々木

工事部には、私と年齢の近い20代の社員も多いので、楽しく話せることが多いですね。

竹村

私は、営業部としては数年ぶりの新入社員でした。そのため、部内の皆さんより一回り、二回り年下なのですが、皆さんが気さくに接してくれるため、何でも相談できる雰囲気があります。受注した工事の発注者へのあいさつや打ち合わせ、現場代理人とのやり取りなどでは、工事部の皆さんとの関わりもあります。本当に気さくな先輩が多くて助かっています。繁忙期には工事部の皆さんに会えない期間もありますよね。

田中

営業部の社員は会社へ出社しますが、工事部の社員は、繁忙期には現場に直行し、直帰することが多いんですよ。そのため、同じ工事部内でも、しばらく顔を見かけないようなことがありますね。

佐々木

今の私の現場は自宅から近く、直行直帰するには最高です(笑)。

高階

コミュニケーション能力の高い人が多いことは、当社の魅力のように思います。

竹村

工事部の皆さんも営業できるほどコミュニケーションに長けていると思います。現場でいい関係を築いてくれているから、私の営業の仕事もやりやすくなっていると感じることがあります。

田中

現場は契約が終わった後の関係ですから人間関係も築きやすいですが、営業は関係ができる前、最初の一歩を踏み出す仕事ですから、私たちから見たらすごい仕事だと思っていますよ。

日頃の業務で難しく感じることはありますか?

佐々木

(今の)私の現場は3社のジョイントベンチャーで、私は、現場代理人の指示や指導を受けながら施工の作業をしています。私はまだ1年目なので、なんでも覚えなければなりません。当社常務からは、一通りの仕事を覚えるまでには、実際の作業を通じて3年は必要だと言われています。

田中

私は入社7年目になりますが、毎日が勉強のようなものです。自分の役割を知るために3年はかかるかと思います。私がこれまで担当した現場の数は10件以上に上りますが、現場の状況は現場ごとに異なり、同じ現場はありません。電気一つとっても同じ状況はないんですよ。さらに、電気の知識や経験だけでは対応できない内容を伴う現場もありますからね。

佐々木

業界用語は多いですね。これを知らないと、現場で困ることもあります。電気工事士を始め、財産になる資格は、時間のあるうちに取っておいて損はないと思います。

高階

電気工事だけでも使う用語や材料は多いですが、新築工事の現場では建築設備や機械設備など、さまざまな業種の皆さんと話すことが多いので、電気以外の知識も必要ですね。

竹村

営業の立場から見ても、電材の種類も多く、見積りを出すときなど大変です。メーカーの資料など辞書並みのボリュームですから。

田中

知識が必要な状況の下で、調べながら覚えていくことが求められますね。人から教わるのとは違う考え方です。これらの経験を通して、知識やスキルとして積み重ねていくことができることは、この仕事の面白みでもあります。

この仕事に向いているのは、どのような人でしょう?

田中

個性的で面白みのある人は向いていると思います。もちろん、真面目であることは大事ですが、人とのつながりが大切な職場ですので、皆さんが楽しく働けるようコミュニケーション能力は重要だと思います。

竹村

そうですね、積極的に溶け込んで、周囲の皆さんと協調できる人が向いていると思います。困ったことがあれば、助けてもらわなければならないこともあります。

田中

私は人当たりがいいので得している方だと思います。自分で言うのもどうかと思いますが(笑)。現場では、笑顔でいるとほかの業者の皆さんが面倒を見てくれたり、助けてくれたりします。私もそのようにいい関係を築けるようになりたいと思っています。

高階

田中さんは人望があるんですよ。あと、この仕事に向いているのは、業務上の失敗もあるはずなので、それを乗り越えて、次に活かせるような人ではないかと思います。

佐々木

ある意味の不真面目さも必要ですね。そして、オン・オフの切り替えがうまい人が向いているように思います。私自身は、おしゃべりなところが仕事の役に立っていると思っています。墓穴を掘ることはあるかも(笑)。

本荘電気工業に入社を考える若者へメッセージをお願いします。

竹村

私はインターンシップ通じて、社内に温かい雰囲気を感じたことから入社を決めました。若いうちから大きな現場で経験を積むことができるのも当社の魅力です。そして、先輩の厚いサポートもあるので安心して働くことができます。就活は、やりたい仕事を簡単には見つけられない難しい活動です。自分にできることを伸ばすためにはどうすればいいのかを考えることで、自ずとやりたい仕事につながっていくのではないかと思います。

高階

私自身は、秋田で大きな規模の電気工事を任せられている会社であることや、若手の教育に力を入れている点に魅力を感じて入社しました。施工管理の業務は言葉だけではイメージしにくいかと思います。インターンシップ制度を利用して、当社に足を運んでいただき、自身で見てもらいたいですね。

佐々木

学校の勉強で得た知識も、社会人になってから得る技術も、自分にとっての財産になっていくものです。そして、一般の人ができないことをやれる業種です。自分を磨きたい人にはピッタリの仕事なのではと思います。

田中

当社は、業界でよく知られた会社で、さまざまな工事現場で経験を積めることが強みです。私自身は、会社見学を通じて、やはり社内の雰囲気が良かったことから決めました。SNSなどで情報収集することはあると思いますが、就活は会社に足を運び、会社の雰囲気を自分の目で見て、雰囲気を感じ取ることが大事だと思います。