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電気設備の老朽化による事故事例と更新目安について
2024年4月10日
今回は電気設備の老朽化による事故事例と更新目安についてご紹介させていただきます。
事故事例 -屋外の照明ポール老朽化による倒壊-
【事例】
照明灯が倒壊していて隣の敷地の
灯油タンクに直撃し破損させていた。
【原因】
・根本付近開閉蓋周辺が錆びていた
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・周辺の腐食(沿岸地域は特に浸食早い)
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・暴風による傾き
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・倒壊
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【提案】
倒壊する前に、外灯の更新もしくは使用しない場合は撤去
【注目ポイント】
・不点灯で放置している照明は無いか
・写真のような開閉部の腐食有無
根本部分のサビ、腐食、変形、異音の有無
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【放置によるリスク】 ・漏電、感電 ・安定器故障による不点灯 ・倒壊による人身事故、物損事故等 |
照明ポール老朽化の事故事例や注目ポイント、リスクについてご紹介させていただきました。
電気設備更新の目安
ビルや工場には高圧受電設備があり、高圧で受電した電気を100Vや200Vなどの低圧の電気に変換して利用します。
この高圧受電設備には、さまざまな機器が設置されています。
受変電設備の経年による劣化は、点検・測定・試験では判断できない場合があります。
経年劣化によって高圧機器が故障すると、停電事故に至る場合がありますので、
計画的な更新をおすすめします。
電気設備の状況や点検方式によって更新目安が異なる場合がありますが、
更新目安をご紹介させていただきました。
事故にならないよう、お早めに点検することをお勧めいたします。
電気に関するお困りごとがありましたら、お問合せをお待ちしております。